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艦隊☆パラダイス~横須賀駅前~ [横須賀輪行物語]

車も通れない小さな小さな踏切を渡ると、そこは見覚えのある駅のロータリーだった。真正面は海である。
左には…JR横須賀駅。

…護衛艦見ながら寄り道して走っていたら、うっかり横須賀駅まで着いちゃったよ…。

いやにあっさり横須賀駅まで着いてしまい、何だか拍子抜けする。
追浜であんなに迷って迷って迷って迷い尽くした苦労って、一体…。
だが、目前の海と護衛艦隊に心のスイッチはすぐにON!

まずは横須賀駅に辿り付いた証拠に、駅前の超!有名人と写真を撮る。


但し、一緒に写っているのは私の相棒だ。

横須賀駅の入り口を守るスカレー君と挨拶を交わした後、早速ヴェルニー公園へ。
うひゃっほうぅ!今日は護衛艦がめちゃめちゃ沢山係留してるぅ♪


ばかでっかい青いリュックと小さな黄色いチャリを相棒に、嬉々として写真を撮りまくる私。

ヴェルニー公園で、一番、浮いていました。ごめんなさい。
カップルの雰囲気、一番、ぶち壊しました。ごめんなさい。

しかし、米軍基地側も横須賀総監部側もこんなにたくさんの艦が停泊しているのを見たのは初めてだった。


こちらは米海軍基地の方。日本は旭日旗、米国は星条旗。

左側には護衛艦隊、真っ正面は米海軍、ちょいと右には潜水艦、そしてまた護衛艦…
すっげぇ…流石、横須賀壮観部!(違います)

程よい潮風に一休みしようとベンチを探して、腰を下ろす。
リュックから「るるぶ情報版 京急沿線」を取り出して、地図を確認。
すると…

「お嬢さん、これからどこに行くんだい?」
おおっと!?海の男がナンパですかぁあッ!?よっしゃ、ばっちこーい!(笑)
高鳴る動悸を抑えながら、本に影を落とした人物を見上げると、そこには…

40年前にお会いしたかった男性がこちらを興味津々見つめていました(笑)


最初は持っていたるるぶを見ながら、ヴェルニー公園の説明をしてくれて、
その後に今日の艦艇の量の多さは演習が終った後だからとか、
米軍基地を指差しながら、

ほら、あそこに頭だけ63と見えてるのがキティーホークって空母だよ、って教えてくださったりとか、
あれが日本の艦、あれは米国の艦と事細かに教えていただきました。
いや~おじいちゃんに会わなかったら、キティーホークは分らなかったなぁ…

そしてこれからのルート、横須賀~馬堀海岸~観音崎~浦賀~三崎ルートを説明。
所要時間の目安や行く道を教えてくださいました。
特に公園を出てから横須賀中央駅へ行く道は、元横須賀プリンスの前の歩道橋を登らないと、国道16号に阻まれて行けないとの事。
(渋滞緩和の為、渡る所がないらしい)
ほほぅ、参考になりました。

私は私で、デジカメがよく分からないというおじいちゃんに簡単にデジカメの使い方を教えてあげて、卒業試験にキティーホークと一緒に写真を撮ってもらいました。


実はこの写真がおじいちゃんが撮ってくれたものです。いい笑顔しとる。
こういう出会いこそ、旅の醍醐味ですな。

おじいちゃんにお礼を言って別れると、ヴェルニー公園沿いのウッドデッキをかたかた音を鳴らしながら歩く。
のんびりと艦艇を見ながら、潮風に吹かれて歩いて、海軍の碑、

長門の碑(長門好きとして、この碑を見るのがいつも嬉しい)を横目に国道16号へ。


問題の道にぶち当たると、確かに横断歩道がない。
おじいちゃんに会ってなかったら追浜の二の舞だったぜ…。
一期一会に感謝しながら、話の通り白い歩道橋を渡って、一路横須賀中央駅へ向かった。


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不思議の国の長浦港~船越・田浦~ [横須賀輪行物語]

小さな港町を抜けると、そこは交差点だった。
右側に古ぼけた木造の民家。左側は小さなクリーニングや。
デジャヴか…?そう、その景色はどこかで見たことがあったのだ。
でも、思い出せない。だが、確かに見たことがある。
信号を待ちながら、ふと左斜め後ろの道を振り返ると…

あれ?知ってる、この道。
横須賀をチャリで走るのは今日が初めてである。
しかも国道でもない道をどうして知っているのか。

しばらく記憶の糸を手繰り寄せていると、一条の線がぴーんと頭に閃いた。
ああ!そうだ、観艦式の時にこの道に制服の海自隊員が案内に立ってた!乗った艦はてんりゅう…乗った場所は…

船越基地だ!!

ここで、やっと頭の中の地図が補完される。なるほどなるほど、海沿いに走ってこう来れる訳か。
当初、田浦の梅の里を見に行こうと思っていたのだが、ココまで来て船越基地を見ないテはないでしょう!
私は華麗に転進すると、そのまま緩いカーブの先の道を懐かしい思いで胸を一杯にしながら走った。
コンクリートの先に海が見えて、思い出の船越基地の門が…………

壊されていました。

改装中なのか、工事中なのか、観艦式の時にくぐった門はなくなっておりました。うぉおぉぉお……しくしくしく。
でも、くじけずカメラを取り出してパシャパシャ護衛艦を撮影。

↑手前がつのしま、奥がさわゆき
生憎の曇り空でぼやけて見えたけど、心のフィルムには綺麗に焼きつきましたよ!
ひとしきり映して満足すると、船越基地の向かいにある古びた倉庫が気になってそちらへ向かう。
行く道には古い船の前で日向ぼっこするおばあちゃん。
倉庫の前には地元の釣り人のおっちゃん。


そんな穏やかな景色から船越基地の艦を見ると、また一味違った雰囲気がある。

すっかり護衛艦を堪能してしまった私の頭の中からは、すぽーんと綺麗さっぱり梅の里の事は抜けてしまっていた。
花より護衛艦………本当、色気がないッス。分ってます、自分が一番よく分かってます。
海軍スイッチONのまま、軽快に走り始めた私は国道16号を抜け、何故か横道に反れた。
なるべく海に近い方を走りたかったのだ。
信号待ちを終え、踏み込んだペダルが回る……前に急ブレーキ。
危うく行き過ぎてしまうところに、気にかかる記念碑を見つけ、そのままみっともない格好で後進。

蕾が膨らんだ桜の下に…「海軍水雷学校跡」


なぬぅ!?つまりここに、大和艦長の有賀幸作や同期の森下信衛、栗田 健男や醍醐忠重、小沢治三郎がいたとなっ!?
うぉお、だから桜か!同期の桜かぁああっ!
記念碑が置かれていたのはごく普通の民間会社の前。
なんの変哲もない交差点のすぐ側の記念碑を前に、一人瞼の裏の去りし日の水雷学校を思い浮かべていました。

感慨深いものを感じながら再び走り始めて……また急ブレーキ。
うっかり通り過ぎようとした煉瓦壁を戻ると、そこは海上自衛隊第二術科学校でした。

↑海軍通信教育発祥の地、らしい。つまりここで草加少佐も学んだんですかね。
今でこそ機関関連を教えている所ですが、昔の水雷学校のあった場所に、教えている物が同じではないにしろ、海自の術科学校があるっていうのは…浪漫、ですな…

現実と過去の狭間を行ったり来たりしていると、辺りはすっかり倉庫街。
そして気がつくと線路が並走しているのだ。


横須賀線でも京急線でもない。工業地帯によくある、運搬用の線路だ。
廃線になってから久しいのか、線路の隙間に蒲公英が生えていた。
そこでまた急ブレーキ。廃線、蒲公英、倉庫街…
「スタンド・バイ・ミー」ごっこがしたいぃいぃぃぃッ!!
背負っているリュックには三脚が入っている。
………やるか?
が、思いの他、その道は車通りがあり、線路にカメラを立てて一人で撮影するとなると抵抗があった。
泣く泣く線路やポイントを撮影して、チャリに跨る。


………………いつかやってやる…スタンド・バイ・ミーごっこ……

倉庫街を抜けると、道はなだらかに下りになった。
車に追い越されながら走ると、目前には野球場。何か看板が見える。
黄色い星のマークのキャラクター…そう、横浜ベイスターズの練習場だった。
選手が何人か練習をしていて、見ているファンもいた。
そしてその横を……華麗に通り過ぎる。
だって、私、ヤクルトファンだもん。ベイスターズに興味ないもん。
あ、でも工藤が練習していたら見たかったなぁ…
ルーキーには興味ないんです。職人みたいなベテランが好きなんです。
本当、私の趣味って色気がない上に枯れてるぜ…へへっ。

船越を過ぎてから寄り道をしながら結構走った。今は国道16号に戻っている。
そろそろ横須賀に近くなっているに違いない。周りはすっかり住宅地になっていた。
考えながら信号待ちをしていて、ふと、左を見やると。
アスファルトの先に住宅地、そして小さな公園、その先に灰色の建造物。
灰色の……艦?こんな町中で?
周りは完全に住宅地、だが、今日見た中で一番近い場所に見えるのだ、その灰色の艦が。
そこで真偽を確かめるべく、また横道にそれる。住宅地、公園、線路、そのすぐ奥に…やっぱり護衛艦があった。


手前の公園では少年野球をしている。それを見ているおばあちゃんに、犬を連れたお母さん。
でも、誰も気にしていない。
周りは住宅地で、ここは公園で、線路のすぐ先には護衛艦が見えるのに、そんな事を誰も気にしていないのだ。
奇妙な感じがした。その日常生活感溢れた環境に、溶け込んでしまっている艦。
旅人の私だから感じてしまうのか。その日常と非日常が交わって浮き出ている感覚。

どこまで側に寄れるのかと、線路を伝って見てみると、すぐ側には駅があった。


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一つ曲がり角、一つ間違えて~追浜~ [横須賀輪行物語]

♪迷い道~く~ねくね~
と、追浜の日産工場しかない道で、リアルに渡辺真知子の歌を口ずさみました。
って、口ずさんでも聞いてる人いねぇー!
赤い枠のナンバー付けた車しか走ってねぇー!
(出来た車を乗って運んでいたものと思われる)

うきうきわくわく横須賀輪行物語は、まず迷い道から始まった。
京急線追浜駅を下車した私は、黄色いPanasoic車を組み立てて、颯爽と跨る。
地図を確認し、追浜駅前の賑やかな交差点を駅を背中に真っ直ぐ道なりへ。
横須賀へは東京湾沿いに進むつもりだったので、海を左に見ながら走ろうと思っていた。 

が。

「夏島貝塚通り」なんて丁寧な道の名前がついている看板に騙された。

↑コイツが運命の分かれ道。しかもチェーンもここで外れた。うぬぅ…
その看板を信じて進めど進めど、行き止まり。
日産の第二工場、第四工場…
辛うじてそこを抜けると海洋研究開発機構…
なんだ、この迷路みたいな道は!!カーブばっかりで交差点がねぇ!
工業地帯ってなんでこんなくねくねしてるんだ!京都を見習え!(笑)
コンパス持ってくれば良かったと痛感しました。
途中、自分を抜いていくモンキーバイクや他のチャリダーが何で戻ってきたのかを怪しむべきだった…
しかし、よく考えてみると、私もシムシティDSで同様の街づくりしてました。
きっと、ゲームの中でも私のような奴が市長に毒づきながら走ってるんだよ…。
(ちなみに作っている街の名前はヨコスカシティーだ)
おお、私、ちゃんと現実世界を踏まえた街づくりしてるなぁと感心しながら、今度は横須賀リサイクルプラザに迷い込む。

当然行き止まりなのだが、ここで運命の出会いが…!

リサイクルプラザの前は海になっていて海釣りが楽しめるようになっていたのだが、
その真正面に!

イキナリ護衛艦!!

↑調べた所、07年度退役したばかりの「たちかぜ」らしい。

でも人の気配がしていなかったので、退役艦なのだろうか。
しかし、運命の出会いに迷い得を感じてシャッターをパシリ☆
こりゃあ、幸先いいや。
(喉元過ぎれば熱さを忘れる)

ひとしきり堪能すると元来た道を引き返し、今度は先ほどと違う道へ。
やっと本来のルートに戻って深浦湾に到着。


小さな町の小さな港を横目に見ながら道を走り抜ける。
念願の海を見て、人がいないのを良い事に私は感嘆の声を漏らしながらペダルを踏んだ。
強烈な磯の匂いが鼻をつき、束ねた髪が潮風に靡く。
なんという爽快感!
曇りの空さえ突き抜けて、私の気分は最高潮だった。
こんな小さな港町を見られるのは輪行の楽しみだと思う。


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横須賀輪行物語~予告~ [横須賀輪行物語]

  当初、追浜から横須賀に抜けて、馬堀海岸を周って観音崎へ、そこから浦賀へ行って浦賀の史跡を巡り、そのまま下って三崎港へ。
鮪丼を食べて、三浦半島をぐるりと周回して…

の予定でした。

今日の結果。
追浜で日産の工場に迷い込み、1時間経過。田浦駅行きのバス停を頼りに船越に到着。船越基地の前で護衛艦を見つけてウハウハ写真撮影。
そして、ヴェルニー公園でおじいちゃんにナンパされ、30分程艦船について話し込む。デジカメの使い方を聞かれ、キティーホーク(頭の部分だけ)と記念撮影してもらう。

↑後ろに「63」と見えるのがキティーホークらしい。 
横須賀中央への道を教えてもらい、無事到着。
密に狙っていたパッチ(ワッペン)屋さんを探しにドブ板通りへ。
うっかり寄ったパッチ屋さんで旧海軍の階級証を購入。
親父さんが「オーダーメイドも出来るから、気軽に言ってね」の言葉に、みらいのキャップは出来るのだろうかと新たな野望が湧き上がる。

しかし、目当てのパッチやさんは見つからず、遅めの昼食を取りにうっかり見つけた海軍カレーのお店へ。
内装が海軍を意識していて萌え心くすぐりまくり。店員さんの許可を得て、店内を撮影。
海軍カレーは普通のカレーよりも風味が違って、美味しかった…
牛乳も美味しかった…
店員さんに目当てのパッチ屋さん、ダイアモンド商会の場所を聞き、やっと到着。
あまりのパッチの多さに、ここでも30分くらい買う物を物色。


↑戦利品。この後、名前入りの潜水艦隊のパッチが届きます。
目当てのパッチを買ってホクホク気分で時計を見ると、16時。
慌てて観音崎を目指して走る…が、三笠公園を忘れちゃならねぇと三笠公園でみかさを見て一路馬堀海岸へ。
途中、防大生のカップルを見てほんわか気分に。
馬堀海岸では海沿いの景色が綺麗なもんだから、ついついペースダウン。
走水を過ぎた辺りで夕陽が沈むのを見る。

慌てて観音崎へ。時間は17時40分。

↑観音崎にて。風になる前に撮った。やっと相棒と記念撮影。 
三崎口は断念するが、帰り道を馬堀海岸駅にするか浦賀駅にするか考える。
同じ道を通りたくないチャリダーのプライドが邪魔をして、遠回りの浦賀へ行く事に。
しかし、浦賀への道はほぼ下りで30分かかるとの予想を裏切って、15分で浦賀に到着。
オイラ、風になったよ。
だが、汗だく。画としては綺麗ではない。

以上、今日の横須賀輪行でした。
今度は浦賀駅で降りて今回の輪行の続きをしようかと思います。
しかし、横須賀で遊びすぎたな…


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